これが初の宮本作品。
知り合いに勧められて
でも興味が湧かなくて
放っておいたのですが・・・。
その知り合いが痺れを切らし「貸すから読め」と言って来たので
読みました。
そこまでオススメするのであれば、ということで。
結果。
もっと早く読めば良かったよ〜〜。
何だよ〜。良いじゃん！！
とりあえず久し振りに美しい日本語に触れました。
こんなキレイな言葉で手紙書いてみてぇ。
キレイなことを書いてるわけじゃなくて
散々なこととか、汚いこととかも書いてるんだけど
キレイな日本語を使ってる。
今まで夏目漱石がダントツにキレイだと思ってましたが
宮本さんもなかなかやりますね。
読んでいて心地良い。
あと、手紙のやり取りだけなのに
こんなに心が変化して未来に向かえるものなんんだな、って感動しました。
途中泣きそうになりました。
個人的には、自殺した息子さんのお話をするおばあちゃんの話をする現在の恋人（ややこしいな）の話のところが好き。
オススメです。
他の宮本作品も読んでみます。
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