バンディッツ

2004年2月14日
えぇ・・・。
この日記、テーマは「映画」のくせに
あんまり映画について書いてない・・・。
いや、前から気付いてたのよ。
だけど、そんな毎日毎日書けないしさ。
俺自身のことも
書いたほうが良いかな、と思ってさ。
こう見えても色々気を使ってるのよ。

ですが、今日は映画について
書こうと思います。
今まで、映画館で観たものしか
書いてなかったけど
今日は昔の映画です。
だから、観たい人はDVDかビデオでどうぞ。
(いるのか、そんな人?)

いや、今日何もなくて
特に書くことがないから
「昔観た映画についてでも書くか」
とか思ったわけではないのよ?
(あぁ、言っちゃったよ)
全く違います、えぇ。
信じてくれた?

さて、今日書くのは
「バンディッツ」というドイツ映画です。
ブルース・ウィリスとビリー・ボブの
同名の映画もありますが
そっちではなく。
1997年のドイツ映画でっす(古いな)。
監督はカーチャ・フォン・ガルニエ。
ブラッドピットの元恋人として
ちょっと有名になったよね?

えぇ、あらすじはですね。

服役中の4人の女囚。
切れやすく、暴力的なルナ。
美人で結婚詐欺師のエンジェル。
自殺願望のあるマリー。
音楽家で頭の切れるエマ。
彼女たちは、バンドを結成し
レコード会社にデモテープを送っていた。
しかし、全く相手にされなかった。

そんなある日
警察のパーティでライブを行うことになり、
彼女たちはすきをついて脱走。
首尾よく逃げ切った彼女達のニュースが
ビデオクリップの役目を果たし、
CDは大ヒット。
逃走を続ける彼女たちは一躍スターになっていく。
しかしどんなにCDが売れようと
国民から愛されようと
彼女たちが脱走犯であることに
変わりはない。
警察に追いかけられ
逃げる日々。
ドイツに観光旅行に来ていた
ウェストを人質に取り
彼女たちは逃げ続けた。
そんな中、4人には確かな友情が芽生える。
そしてアフリカに行くための船を待つ。

と、まぁ、そんな感じの話です。
で、何が面白いって
有り得そうな話なんだけど
絶対に有り得ない話なんだよね。
あんなお馬鹿な警察は実際にはいないし
脱走中にライブをする奴らもいない。
もちろん脱走犯のCDを売り出す
レコード会社もあるわけない。

だけど「有り得そう」と思わせる不思議な映画。
何故か途中でみんなで踊っちゃったりして
ミュージカルかよ、これは?
みたいなシーンもある。
それは飛び込みライブでは、
明らかに無理だろう
っていうシーンもある。
だけど、そんなのは気にならないほど
かっこいい。

あとは音楽!
逃げる先々でライブをやったり
テレビカメラを呼んで
歌ってるところを撮らせたりするんだけど
そのシーンがめちゃめちゃかっこいい上に
歌が良い。
俺、あんまり女の子のロックで好きじゃないのね。
なんか「無理だろ」って思ってた。
だけど、彼女たちはあり。
かっこいい。
サントラを買っちゃうほど好きです。
特に最後の「catch me」って曲が最高です。

♪baby don’t forget to catch me
don’t forget to catch me〜♪

って歌詞なんですけど
ものすごく耳に残ります。
もう2ヶ月くらいは
鼻歌が止まらなくなること
間違いなしっ!

あっ?「それは大げさだろ」っつった?
今そう言った?
ふっ。じゃあ、観るが良い!
そして聞くが良いっ!(何故そんな偉そうなんだ?)
本当に耳に残るよ。
しかも嫌な感じじゃない。
何て言うの?
ほら、別に好きでもないのに
耳に残ってイライラする曲ってあるじゃん?

♪いっぱい聞けて
いっぱい喋れる ♪

とかさ。
でもそんな感じではありません。
良い感じに残ってくれます。
・・・2ヶ月は残らないかも。
個人差があるから(言い訳か?)

まぁ、そんなわけで
ビデオ屋で見かけたら
借りてみて、騙されたと思って。
ねっ?
面白くなくてもお金は返せないけど・・・。
でも面白いよ、うん。
オススメでっす。

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