を、読み終わりました。
あっと言う間でした。
1時間かかってないくらい??
ってか、行間空きすぎだろ。
読みにくいッス。

なんかさ、最近よく
行間が馬鹿みたく空いてる本とか
句読点がやたら多い本とか
有り得ないほど頻繁に段落変えしてる本とか
あるよね?ねっ?
あれ、本当にやめてほしい。
そんなことしないで、普通でいいから。
そしたらもっと本薄くなって軽くなるし
読みやすいじゃん?
あぁ〜、でもそうしたら
薄すぎて本に出来ないのかもね。
値段も上げられないし。
出版社も苦労してるんだね〜(本当かよ?)

で、本はどうだったかと言うと
良いッス。
どこがどう良いかは言えないんだよね、
この人の作品っていっつも。
だけど、ある人の人生を
ちょこっと覗かせてもらって
その人を見ているうちに
なんだかとても親しい人のように思えてくれるのね、
すごく前からの。

この人の文章って拙いようで
すごく繊細で事細かで
読みにくいんだけど
どんどん読めちゃうんだよね。
不思議な文章だ。
でも決して
「文章が上手い」わけではないと思う。
私が、文章が上手いな〜って思うのは
夏目漱石。
あっ、今「古くさっ」って思ったでしょ?
あぁ、古いさっ。
たしかに古いよ(逆切れ?)
だけど文章はものすごく上手いと思う。
小学生の時に読んだときは
そんなこと全然感じなかったのに。
高校生くらいの時に「上手いなぁ〜」
って思ったんだよね
(えっ?普通初めに気付くって?)

絵本もそうだよね。
小さい頃読んでたときは
ただその話が好きで
ただその絵が好きで
何度も何度も読んでただけなんだけどね。
今読み返すと
ものすごく上手な文章なんだよね。
上手いよなーって思う。

例えばね・・・
「赤い蝋燭と人魚」
(これって絵本か?)
小川未明の名作ですな。
もともとは絵本じゃないのかな?
でも私は、小さい頃
この絵本が大好きで
何度も何度も読んでたのね。
今読むとものすごく悲しくて切なくて
どうしようも出来ない憤りを感じるんだけどね。
なんで好きだったんだろ?
まぁ、とにかく、好きで読んでたのね。
で、今読むと、
すっごく文章が上手いのね。
なんていうのかな?
とにかく上手い。

読んだことない人は是非読んでみてちょ。
ちなみに絵本では2002年に出た
酒井駒子さんの絵のがオススメです。

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