俺さ〜うっかりしてたんだけど
一応ジャンルが映画なんだよね。
「まぁ、映画好きだし
よく観るから映画でいいかな」
って感じで軽い気持ちで決めたんだけどさ。
さすがに映画のこと
何も書いてないのはやばくない?
しばかれない?(誰にだよ?)
命、狙われない?(だから誰に?)
というわけで
今日は映画のことを書きます。

で、題からも分かるように
「死ぬまでにしたい10のこと」
を観てきました。
結論から言うと、すごく良かった。
私は好き。
好き嫌いが分かれそうな映画だと思う。

で、ここからはネタバレもあるので
これから観ようと思ってる人は
読まない方がいいと思います。

あらすじなどはホームページなどで
調べてください。
これは、死に関する話なんだけど
すごく綺麗なのね。
悪く言ったら綺麗事。
現実には起こりえない。
良く言えばファンタジー。
こんな風に死と向かい合って
んで、死んでいきたいな、って思う。

で、死をテーマにしてるんだけど
お涙頂戴ではないのね。
「ここだ!ここで泣けよ!
ここで泣かなかったら
この映画を観る意味はないぞっ!」
っていうスタッフ一同の思いが伝わる
いやぁな映画ってあるじゃん?
でもそれがないのね。
それが、すごく良かった。

例えばさ、死をテーマにした親子の話なら
「海辺の家」ってあったじゃん?
あれはすごく泣けるわけ。
息子と絶縁みたいな状態だったのに
家を作ることによって復縁出来て
息子も不良をやめて
良かった良かった、みたいなさ。

だけどこの話はそういうのはないのね。
元々、旦那さんとも娘ともラブラブなの。
そりゃちょっとは生活に困ってるし
何の不満もなかったわけじゃないけど
幸せなの。
それがただ続いてくの。
だけど彼女が
「想っていることを素直に言う」(だったかな?)
とか
「娘たちに毎日愛していると言う」(だっけ?)
とか決めて実行することによって
ますます毎日が幸せに、
なんでもないことが輝いて見える、
って感じ。

で、こんなにも深く娘を愛せるなんてすごい
ってのがすごく思ったのね。
毎日愛してることを伝えて
メッセージテープも吹き込んで
「忘れないで」って言うのに
「新しいママを見つける」こともするの。
んで「こんなママのことはすぐ忘れるだろう」
って。
全部娘のことを考えてこそ。
ずぅっとずぅっと自分のことを忘れないでほしい。
新しいママなんて・・・
って私だったら思う・・・と思う。
結婚してないし、ましてや子供なんていないから分からないけどさ。
母親ってすごいなぁ。

あと、医者が良かった。
良い味出しまくり。
ジンジャーの飴とか
向き合って喋れないのに
頑張って
椅子を正面に持ってきちゃうところとか
すっごく好き。

この人の作品あんま好きじゃなかった
(というか「オールアバウト〜」が嫌い。救いようがない話は嫌い)
んだけど
この作品はビンゴ。
DVD出たら買います。
1人で何度も繰り返し観たい。
私は大好きです、この作品。

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